包括治療・総合治療｜吉見歯科医院（町田市・つくし野駅近く）

私は歯科医療を通して患者様の健康をお守りすることが使命だと考えています。患者様ご本人が気になる部分だけでなく、お口全体に問題がないかどうかを同時に診て必要に応じて治療をご提案しています。

なぜ、全体を診るのか？

それは、気になる部分だけを診る治療では、患者様のお口の健康を守ることはできないと考えているためです。ほとんどの患者様は、何らかの違和感や痛みなど症状が出ている状態で来院されます。もちろん、気になるところは優先して診ていきます。しかし、このときに虫歯や歯周病、かみ合わせの異常など他の部分のトラブルを見逃すようでは、歯科医院としての役割を果たせていないと思うのです。

当院では従来の歯科医院が行う対症療法ではなく、原因を突き止め再発しないよう根本からの治療を行っております。

治療の際に常にこだわっているのは、すべての治療前に専用機器を使用した詳細な診査を行い、患者様の歯の現状を正確に把握し、その情報をもとに治療計画を立て、無駄のない根拠ある治療を行うことで一本一本の歯を患者様にとって最良の状態に整えることです。

結果的に総合的な治療を患者様にご提案することになります。詳細に分析することで骨格や歯並びの不調和を突き止め、矯正や義歯、インプラントなど考えうるすべての治療を駆使して、健全な顎関節の状態にしていきます。

全ての仮歯や完成歯は、高解像度のマイクロスコープでチェックします。全ての診療室、技工室にマイクロスコープを装備しているのは、治療の精度を高高度なレベルに維持して行く為です。

インプラントと義歯の融合症例です。インプラントは、固定源としては、大変に有効です。しかし、歯周病菌に対しては、軌弱な面があります。義歯は、固定源がしっかりしていることが大切です。そして歯周病菌のコントロールには、大変に有効です。良い部分を合わせ補う事で、長期に良好な経過を得る事が出来ます。

顎関節症の非抜歯矯正＋ジルコニアセラミック補綴の症例です。非抜歯矯正の治療期間は半年で完了しました。顎関節症の症状も消えて今は快適に過ごされてます。高精度の診査機器から得られた情報を基にした徹底した診断と適切な治療方針があって初めて実現することができます。

全部の歯がそろっているのに噛めません。なぜでしょうか？

歯は，脳中枢に三叉神経を介して情報を送り続けています。この情報は，歯に高さや角度や咬合しているときの力の大きさなや顎の位置などのです。これらに情報を統合して咀嚼運動の反射神経回路を形成します。このときに，情報処理しきれない要素がありますと，そこを使わないようにと，回避運動（avoidance）が反射神経回路として形成されます。こうなると噛めなくなります。これらは，歯の三次元的な位置情報を適正化することで解決します。

部分的に歯がなくて噛めない。なぜでしょうか？

部分入れ歯は，歯が無くなったところだけ形をとって，部分入れ歯にしても使えません。多くの場合，咀嚼時に歯肉に痛みが生じてかめません。これを解消するには，部分入れ歯部分の歯肉方向への義歯沈下量を最小にしてあげる必要があります。最小量の沈下量と支える残存歯との動きの方向を精密に調整していけば．非常に長期にわたり使用可能な義歯ができます。

インプラントは，歯が無くなったところに単純に入れていくことは，天然に歯を失ったのと同様な原因でインプラントも早期喪失する可能性が高くなります。歯を失った原因をしっかりと診査診断した上で，その原因を解消した上でいれるのであれば大丈夫です。

全部の歯が無くて噛めない。

総義歯の大切なことが３点あります。その第一は，歯肉の形を何もしていない状態の静的な状態の形を印象採得してもダメです。咀嚼時の歯肉の形を想定して入れ歯の内面にそれを表現していかなければなりません。第二に歯肉以外の周辺組織，例えば舌とか頬粘膜の機能時の形を印象採得し，入れ歯の表面の造形に反映していかなければいけません。第三に，下顎の落ち着く場所を精密に表現していかなければなりません。この三点を表現すれば，必ず噛めるようになります。

• 治療前の徹底した診断
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